溶剤注入用ノズル(ラップ加工)
- 加工方法
- 旋盤切削加工・放電加工・ラップ研磨加工
- サイズ
- Φ15.0x30L
- 精度
- ±0.05
- 材質
- SUS303
- 使用用途
- 溶剤注入
- 納期:
- 1か月
- 個数:
- 3個
特徴
今回ご紹介させて頂きます加工品事例は、溶剤注入用ノズルとなります。
ご覧いただいてお分かりになる通り、細く加工されたノズル(相手側に差し込まれた状態にて、内部の通路より溶剤を注入します。)にはラッピング加工(磨き研磨加工)が施され、画像ではわかりにくいですが、内部通路につきましても同様にラップ(磨き研磨加工)が施されています。
ラップ加工を施す理由として、媒体である溶剤について粘度がある事、また蒸発等により溶剤の成分が固着しそれが原因として抵抗となり、ノズルを経由する流量が不安定となる事に対処しています。
通常この様な案件につきましては、市販されている内外共ラッピング加工済みのパイプ状ノズルを流用(切断・溶接)して製作しますが、今回はノズルの先端形状が放射状に開放される必要があったため、特殊製作による対応となりました。
今回は試作として製作・納入しテストを重ね改良の予定となります。
弊社ではこの様なラッピングを含めた加工につきましても対応が可能ですので、是非お問い合わせ下さい。