今回は、お客様設計による抵抗値を計測する為の専用治具・構成部品のひとつを加工・納入致しました。別途事例を掲載したタフピッチ銅の加工事例と同様、今回製作致しました部品は、PTFT(テフロン樹脂）にて製作となり、別ページに掲載しておりますように組み付けることで弱電機器用の試験冶具となります。PTFEは乳白色状の樹脂で、構造上、耐薬品性。耐熱性、電気特性がきわめて優れた樹脂であるとともに、加工にも経験値が要求される材質となります。今回の採用基準は、環境温度-100℃～+200℃の使用環境に耐える事、および同条件下において高電圧のもとに使用した場合にも安定した高い絶縁抵抗値を示す材料であることからの採用となりました。単純な加工のなかにももう1枚の写真をご覧いただけるとわかる通り、ナットを封入するためのザグリ穴加工も存在します。PTFEに対するこのような加工も、当社がパートナー提携を行っている協力会社で対応可能ですので、お困りの方はお気軽にご相談ください。単品・1個からの部品加工もお受けいたします。

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