こちらは金属加工エクスプレス.JPが加工・製作しました、試験用マニホールドベースで、とある水冷モジュールのための気密試験に使われる専用冶具です。この冶具の製作手順としては、アルミのブロック材をマシニングセンターによって切削加工を行ってから、表面処理（白アルマイト）を施すというものになります。

　こちらは気密試験のための治具であるため、繰り返し脱着作業を行うような形で使われます。そのため上部8ヶ所のタップ穴についてはヘリサート加工を施して、ネジ穴の補強を行っております。これにより、何度も何度も脱着作業を行ってもネジ穴が潰れることを最小限に抑え、冶具としての耐久性の向上を実現しております。なお、横に見える端面穴は冷媒を外に出すための通水孔となっており、こちらも穴あけ加工を当社で施したものになります。

　こうした耐久性の求められる、特注品製作については当社にお任せください。この事例もそうであるように当社では1個から金属加工を承ります。

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